発売が1986年ということなので、30年以上前のゲーム。 持ち主の人曰く「いつかやりたいとは思っていたが、実際にやる時が来るとは（意訳）」とのこと。
そんなゲームに泊りがけで7人で挑戦。ルールは事前に和訳版が配布され、コンポーネントは適宜日本語化+ビジュアルの強化された自作版を使用という至れり尽くせりの状態。ありがとうございます。 （なお、箱に入っていたオリジナルのコンポーネントは、担当決めのくじ引きのために使った役職カードだけだった模様…）
ゲームの内容は、大航海時代をテーマにした4X、みたいな感じ（でも、exploit に相当するアクションは無いかも）。
国ごとに史実に沿った色が付いていて、移動、戦闘、生産等々に補正が入る。僕の担当国家はスペイン。自称海洋国家フェチな僕には一見悪くなさそうだけど、実際の能力設定は「力押しの王道プレイで先行逃げ切り」みたいな感じで、僕の好きな「チョークポイントを抑えてヒットアンドアウェイで削る」的な運用にはならない。というか、「スタックを積んで面で制圧する」的な運用が超絶苦手なので、結果的に国の特性をまるで無視した非効率なことをやっていた。まあ、非効率なのは、単純に予習不足で（すいません）おそらく参加者の中でルールの理解レベルが最低だったのも大きかったと思うけど。。。とはいえ、ロシアやオスマンを担当するよりははマシだったのかな。
太平洋を渡ってきたポルトガルとなぜかマゼラン海峡発見の実績を巡って争うスペインのガレオン艦隊の図。我がスペインが無事に実績ゲット。ただし、後で Society Disputes Award のカードでイングランドに奪われた…。
南米コロンビアあたりで爆発四散したコルテスの図。
というわけで、VP獲得レースでは見事最下位に沈没。ただ、このゲームは2位の条件（「受賞ポイント」の総数が1位）が総VPとは別で設定されていて、そっちを確保できたので最終結果としては「2位」ということになった。1位は最後に Unknown の独占を達成して差し切ったフランス。
振り返ってみると、結局いつもの通り序盤に悪目立ちして、中盤に「こいつは叩いてOK」的な扱いでボコボコ殴られ、同情票を稼いでなんとなく脱落は避ける、みたいないつものパターンだったなー。なるべくステルスっぽく3番手くらいで力を貯めて、ここ一番で叩き込んで差し切る、というのがやりたいんだけど、まだまだ修行が足りない。
おつかれさまでした。
