Battlestar Galactica: The Board Game

Season 2 に相当する Pegasus Expansion を入れて、5人でプレイ。なお、絶賛布教され中のドラマ DVD は、Season 3 まで見終わった状態。ゲームは、確か以前に1回やらせてもらったことがあるはずだけど、多分ドラマ未視聴の状態だった気がする。

boardgamegeek.com

boardgamegeek.com

キャラクターは Ellen Tigh を選択。特に思い入れがあるわけでもなかったけど、なんとなく能力が面白そうだったので取っちゃった。このゲームでは、どのキャラも「プラス効果」「マイナス効果」「ゲーム中に一回だけ発動できるスペシャル効果」の3つの能力を持ってるんだけど、Ellen のマイナス能力は「Nothing But Trouble」という名前が付いてて、なんかこう「思慮の足りない自分勝手な行動を取って、そこを妨害者につけこまれて全体の足を引っ張る」という原作における Ellen の振る舞いが見事に再現されてる感じがして面白かった。他の4人は、Dee、Tyrol(Chief) 、Cain、Kat。そして、このメンバーで継承順ルールを適用すると、なんと 大統領は Ellen に。一瞬で船団が瓦解しそう...。

最初に引いた Loyality Card は「You Are Not a Cylon」で、Human としてゲームスタート。前半は Crisis Card の引きがよかったのか、Cylon の Basestar は全然出てこない一方、ジャンプはがんがん進んで、あまり緊張感もないままあっさりと New Caplica に到達。そして、 Loyality Card のおかわりは「You Are A Cylon」。ここまで Human として順風満帆だった状況から一気に世界が変わる。で、これはもう土壇場で Special 発動して Admiral をぶんどって大量置き去りジェノサイドをやるしかない、ということで完全潜伏を決意。この後すぐに、もう一人の Cylon だった Dee のプレイヤーが Reveal をキメたものの、相棒であるところの僕が「絶対疑われないようにHuman として振る舞うマン」となっているので、まさに孤立無援で大変そうだった。って他人事みたいな書き方ですんません。でも、他のみんなが「これは一体どうなってんだ?」みたいな雰囲気のまま、僕だけが実態を把握してるっていう状況は正直とても楽しかった....。

そしてゲーム終盤、後は Galactica が軌道に戻ってから僕のターンになるまでのタイミングだけが心配だったんだけど、結果的にこれもほぼどんぴしゃでハマって、目論見どおり Galactica には大量の民間船を見捨てて見切り発車していただき、Cylon の勝利。

f:id:kenrou:20190112195100j:plain

一応、ゲーム開始時点で自分の Special はこんな能力だよ、というのは宣言したはずだけど、Cylon 側になった以降はわざわざ再宣言して注意を煽るようなことはしなかったので、なんか騙し討ちしてるみたいな居心地の悪さもちょっとあった。けど、まあそれを差っ引いても会心の一撃って感じで気持ちよかった。他の Human 側プレイヤーは、絶対潜伏してるはずのもう一人をもっと血眼で探しまわってくるかと警戒したけど、そこまででもなかった。楽勝ムードに流されて油断したかな。

さて、頑張って Season 4 を見ないと。。。