ぜんぜんわからない

積ん読崩し。って言っても電子版だけど。

僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない この世で一番おもしろい宇宙入門

こんなタイトルだけど、なんとなく色々なことが分かったような気になれる素敵な本。煮つまりそうなところは「ぜんぜんわからない」と力強く言い切ってあまり深入りせず、上澄みのおいしいところだけをつまみ食いしていくような感じ。

ダークマターとかグラビトンとか、CMBとインフレーションの話とか、ときめくトピックが目白押しなんだけど、一番印象的だったのは空間の量子化とプランク長のところかなー。ちょっとぞくっとした。

そういえば、「対消滅」の読み方が「ついしょうめつ」なのを初めて知った。ずっと「たいしょうめつ」って読んでた。これ、英語だと annihilation なんだなー。すごい物騒な単語っていうイメージだけど。