それは幻ではない

自分内いつか見るリストに20年くらい居座ってたのをついに消化。

というわけで、池袋の新文芸坐のオールナイト上映で、「ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日」を見てきた。

最初は、画面キレイでよく動くし、事前知識から想定してたほど「今川ワールド!」って感じでもないのかなーと思いかけたんだけど、全然そんなことなかった。一応、細かいことを気にしてはいけないというか、「そういうもんだから」っていう心構えはしてたつもりなんだけど、どうしてもたまに「俺はいったい何を見てるんだ?」という気分になってしまう。例えば、この作品は登場キャラが横山作品オールスターってことになってるんだけど、特に国際警察機構側は水滸伝濃度が高めで、それ以外のキャラが誰か一人でもいれば多国籍軍っぽくて(?)違和感ないんだけど、時々梁山泊メンバーだけしかいないシーンがあって、それであの近未来の世界観で普通に会話してたりすると、突然意識が現実に戻って「は?」ってなったりとか。能力系だと、指パッチンとか長官パンチももちろんすごいインパクトなんだけど、個人的に一番強烈だったのは、最終話で阮兄弟が太鼓か何かを叩いてるやつ。「え?」って声に出しそうになった...。

あと、「大怪球フォーグラー」の「だいかいきゅう」の部分が、音で聞いても脳内で変換できなくて、ずっと頭の中で「?」状態だった。終わった後で Wikipedia で見て確認してやっと分かった。

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