竜と勇者と配達人

ずっと買ってたシリーズ、最終巻が出て半年放置してたけど、ようやく読み終えた。

読み始めたきっかけって何だったかなー。いつだったかのコミティアで「13世紀のハローワーク」を買いに行ったけど完売済みだった*1、という記憶があるので、その頃から作者さんは知っていたはず。あとは、このタイトルナンバー?の第2話が当時めっちゃ気にって読み始めたとかだった気がする。

っていうか、ブログの過去ログ検索したら出てきたわ。

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最初は、こういう「ファンタジーあるあるネタを考察したり突き詰めてみたりした」ようなやつがメインで、シナリオとかお話的な要素はうっすらした感じでやっていくのかなーと思ったけど、途中から後者の要素が増えてって、それはそれですげえ面白いんだけど、単行本の間が空きがちで前の巻の内容を忘れてたり、割と画面の情報量が多くてスッと頭に入ってこないトコがあったりで、絵柄の割には読むのにアタマにかかる負荷が高かった感がある。

で、最終巻。ずっとハイテンションな見せ場の連続で、むちゃくちゃ面白かった。今、思い出しがてら1巻をぱらぱら見返してたんだけど、まさかこのノリで始まった話があんなクライマックス全開な感じで終わるとは。特にヤスミンとパキリの決着というか扱い方がグッときた。私家版も買っちゃった。

どうでもいいけど、「ぱらぱら見返す」って書いたものの、電子版で読んでるので実際には音はしないわけで、なんか自分でも違和感がある。が、他にどう表現したらいいかもわからん。

*1:その後、商業出版で出たやつを買った。部屋のどっかにあるはず。...。あった。