ガリレオの指」という本に挑戦中。「数式を使わず平易に書かれた〜」みたいな謳い文句をどっかで見たけど、今の僕には十分難しい。自然科学系にトライするのは久々だしなー。最近は、日経サイエンスよりPopular Scienceに手が伸ばす回数の方が多くなってしまったくらい堕落してるし。まあ、どっちも立ち読みするだけで買わないんだけど。
そういえば、「最近読んで感動した本は?」みたいな質問に自然化学系の本を挙げる人って少ないんだよねー。ブルーバックスなんかでも、頭の上に電球がぱきーんとくる瞬間って結構あるのに。「今までわかんなかったことがわかるようになった(ような気がする)瞬間」って感動すると思うんだけどなー。涙が出ないからダメなのか。
あと、そういう感動なら別に人文科学系でもいいのか。いやでもこういういかにも理系ちっくな、世界を統べる法則のひとかけらに触れられた!っていう感覚ってのは、またちょっと違うような気がするなー。なんていうか、人文系の小難しい本読んで得られる「賢くなった!」感って、微妙にひねくれてて「他人への優越感」みたいのがついて回るような気がするんだな。自然科学系みたいなピュアさに欠ける。
だんだん話の方向がずれて、最終的にひどく偏った意見になってしまった。えーと、悪気は無いです。一応。というか、そういう「ヒネた優越感込みの賢くなった感」も大好きです。