ある意味ベンチャー列伝

読書。

日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

宗教の話なので個々のエピソードは相当エキセントリックなのばっかりなんだけど、非常に淡々とした文体と「神懸かりを行う」とか「病気治しを行う」みたいな味わい深い言い回しのおかげであまり気にならない、というかむしろシュールさを醸し出していて笑える。一番インパクトに残ったのは、「宗教家として独立するということは、宗教活動から上がる収入で生活しなければならないということ」という文。まあ確かにそうなんだけどさー。