俺様サイクルが読書づいてるので、今日も本の感想。

数学で犯罪を解決する

数学で犯罪を解決する

多分本質的なところはよく分かってないんだけどリアルな具体例と平易な文体に上手いことだまされて何となくアタマ良くなったような勘違い幸せ気分を満喫してるところに、例によってアクセル全開で「どーだまいったか」な訳者(山形浩生ね)あとがきがやってきて涙目になり、ラストでわざわざ「道を知ることと、その道を実際に歩くこととはちがうのである」とトドメの冷や水までぶっかけられてぎゃふんという感じの一冊。とりあえず、ベイズ推論はやっぱり腑に落ちない。あと、最後の章を読んでマルドゥック・スクランブルを読み返したくなったんだが、部屋のどこにあるんだかさっぱり分からんので困った。まあいいや。