通勤電車の中で小説を読んだり漫画喫茶で漫画を読んだりしててふと気づいたんだけど、1回読んだだけだと話の内容をすぐに忘れてしまうようになってる。おじいちゃんだ。ショックだったのが、電車降りて歩いてる途中で、さっきまで読んでた話の主人公の名前が出てこなかったとき。いくら短編集とはいえ、さすがにこれは危機感を感じた。
で、対策として、本閉じてから約1時間くらい後にさっき読んだ話の内容を頭の中で要約する、というバカ習慣を身に付けようとトライ中。やー、カタカナ3文字とかのありきたりな固有名詞が辛いわ。記憶には再認と再生の2つ(もしかしたらもっとあったかも)があって、もう1回見たときに「あ、これ見たことある」って程度のやつが再認で、なんもないとこからぱきっと頭ん中に再現できるのが再生、だったと思う。で、話の筋と主要な固有名詞だけでも、ちゃんと再生できるレベルで頭に定着させようと思うとそれなりに頑張らんといかんね、コレ。頭つかわん読書って、ほんとにただの時間つぶしっつーか、それこそマインスイーパフリーセルと変わらんような気がするな。ま、それはそれで否定するようなもんでもないんだけどさ。何か、ちょっと自分の中で読書感が変わったかも。ちょっとだけだけど。