Cthulhu RPG Shadows of Yog-Sothoth : Scenario 2 Look to the future

Scenario 1 から5ヶ月ぶりくらい。前回に引き続き、オカルトマニアの女子大生という自分とは縁遠いキャラで参加。

スキル的にはセージ職。手広くフレーバー系を拾えるようにと、オカルトに加えて天文・地質あたりの怪しい学問シリーズにとどめのラテン語までつけて、ペダンティックどんとこいみたいな感じだったんだけど、蓋を開けてみると結局図書館ロールしか振ってなかった気がする。まあそんなもんですね。

探索の方はいつも通りの右往左往。主体的な行動はほぼ成果が上がらず、「仕方ないからとりあえずこれやっとくか」みたいな消極的選択の結果どうにか道が繋がっていく展開。で、結果的に当座の黒幕の活動を停止に追い込んでミッション成功になっていた。ただ、背景とか動機とかのなんやかんやは、ほとんど謎のまま...。

以前もちょっと思ったんだけど、Cthulhu RPG に Deductive なアプローチで挑むのはなんか違うんじゃないかという気がしてきている。自分も含めて今のプレイヤー陣は、情報を収集して演繹的に「正解」なり「真相」なりを看破し、「虎穴に入らずに虎子を得る」ことが最上だという価値観に従って行動していると思う(多分)。だけど、このゲームに出てくる手がかり類って基本的にフラグ管理くらいにしかなってなくて、それを精読したり複数の情報を突き合わせたりすることで直接的には記されていない何かを引き出すというようなことはできないんじゃないかという気がする。なんというか、いわゆる「謎解き」をすることをプレイヤーに要求していないんじゃないかなー。そもそもこのゲームの黒幕は基本的にどれも人間の理解を超えるものばっかりなんだから、考えることが無駄ってことはないにしても、出し抜いたりオーバーテイクしようとするのは、土台無理な話なのかも。

というようなことが頭にあったので、自発的に虎穴に突っ込んでいくようなキャラを用意して臨んでみたんだけど、結局知識系スキルしか無いので虎穴の中ではほとんど役に立たずに最後尾をついてまわるだけという。

そういえば、写真を撮るのを忘れてた。とはいえ、TRPGだとキャラシーとダイスくらいしかコンポーネントがないからなー。