7 Ages 2.5周目 第5回

前回の投稿がほぼ1年前の 7 Ages 第4回の記録で、1年ぶりのこの投稿がその続きの第5回の記録。しかもこれは実施から約3週遅れての投稿。後から読み返したときに混乱しそうだ。なお、前回の第4回も第3回から1年以上空いていて、その記録は2週間遅れの投稿だった模様。

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Progress Track 的には Age 6 後半からの再開。青(僕)、紫、黒の3プレイヤーが首位グループ、少し離れて茶、以下、緑、グレー、黄、赤の順番で、最下位の赤は周回遅れ(首位グループと100点差)くらい。トップ3人はそこそこの僅差で、「ヘイトを買いすぎないように脱落しないように」という立ち回りを目指してはみたものの、ただでさえ 7 Ages 最強国家の1角 English がよりによって青色のプライマリで君臨している1と、Harvest Glory のたびに周りの視線が厳しくなっていくのをごまかすのは難しく、何かのイベントで脆弱な Fertile を1個吹き飛ばされ、前回うっかりとってしまったキリスト教のせいで首都に Disorder が乗ってしまい、時はきたとばかりにすかさず打ち込まれたそのイベントは Empire Fragments。プライマリ国家が空のまま2ターンくらい過ごしていた最下位の赤プレイヤーに心の中で呪詛を吐きつつ2、「2分割でもトップカードで3以上だからそこまで確率は高くないし、手札には予備国家の Norway と、人の手に渡らないように抱えていた Civil War があるから、割られたら English は discard してどっちか使って帝国を確保し直せば、一旦は脱落するけど当面ヘイトは向かなくなるだろうしゲーム終了までに再度射程圏内まで戻れるんじゃなかろうか」ということで、これも手札にあった Bad Augury(確か初日から握り続けていた) を切らずに温存。結果、1か2かは忘れたけどイベントは不成立。おそらく参加者全員が「僕の手札に Bad Augury はない」と思っただろうし、さすがにこの時は「これもしかしたら僕勝てるんちゃうか」と思った。で、これがこの日の、というか今回の足掛け4年、計5日の 7 Ages Total History 8人プレイの個人的なクライマックスだった。

その次ターン(次の次だったかも)、黒プレイヤーがイベントで Industrial Revolution をプレイ。それも、Progress を独走して唯一Age 7 に入った帝国で作られてしまい、「これは厳しいことになったぞ」と僕を含めた他プイレヤーが悶絶するのを尻目に、黒プレイヤーは続けて Radio をプレイ。ここまではまだ「ほほう、やりますな」的なリアクションだったけど、さらに続けて Computing が打たれるとさすがに場の空気がピリつく。「いや、まさか」という皆の視線を跳ね返し、黒プレイヤーの手札から登場する Internet。残りの7人が必死に手札に Strange Omen(Artefact のキャンセル)がないかを探すものの、結局誰も持っておらず(黒プレイヤー曰く、前のターンに discard pile にあったらしい)、この7VPで黒プレイヤーがポイント首位に立って、今回の世界の歴史はここで完結となったのでした。

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勝利を確信した者によるカードプレイの様子は「ドロー!モンスターカード!」を彷彿とさせるものがありました

僕は5VP差の2位。きっちり差し切られました。というか、まだまだ続くつもりで色々考えてたので、ちょっと呆然としてたなー。黒プレイヤー曰く、この4枚は前回終了時点で揃っていたらしく、これを抱えたまま1年悶々と過ごしていたらしい。ついでに、残り3枚を持ってるところに4枚目の Internet を引き込んだのは僕との Trade だったとか。全然覚えてないし、指摘されてもまるで思い出せないし。そもそも産業革命も出てない状況で Internet は警戒しないし、そもそも1年以上前のことだし。...。ちくしょー。

これで、7 Ages は2回目の完走を果たしたことに。前回よりはうまく立ち回れたかな。2回目全体を振り返って一番印象に残ってるのは、やっぱ Magyars かなー。「え?そんなに?」っていうくらいVP稼いでた気がする。あと、2回目も1回目同様に中盤以降の主軸が English になってしまったので、「なんか同じようなことをまたやってる」感が若干あったのは否めない。とはいえ、見れば見るほど強いことしか書いてないから、取れたら使わない手はないんだよなー。

そういえば、Just Rule の出せるカードをずっと持ってて Age 6 になったら English に適用して「Victorian Age の到来じゃー!Civil War でも Rebellion でもかかってこいやー!」っていうのをやりたかったんだけど、茶色プレイヤーがインドに建ててた何かの帝国が Just Rule とその他いろんな Artefact を抱え込んだまま Age 2 で塩漬けにされていて3、解放させるためにわざと負け trade をやるほどの余裕もなく(そもそも Age 差がすごいから意図的に負けるのは結構難しい)、結局諦めたんだよなー。まあ、余計なヘイト買うだけだしやらなくて正解だったのかも。

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色々思い出してるとキリがないので、この辺で終わり。今回も面白かった。


  1. 青のプライマリの帝国は、船ユニットを合計10個作れる(他は最大でも9)ため、船ユニット数のVPアイコンや、Out Europe Sea のVPアイコンを持つ帝国と相性がいい。ちなみに英国は船2、Out Euro Land/Sea 3のアイコンを持っている。

  2. 破壊的なイベントのいくつかは、建国できる空き枠がないと成立しない。Empire Fragments もそう。

  3. Age 2 唯一の Dark Age に永遠に引っかかっていた。