Mutek.jp 2018

土曜日の夜のに行ってきた。

mutek.jp

ラインナップの中で知ってた固有名詞は RhizomatiksJeff Mills くらいだったけど、内容説明に並んでる文字列やら写真やらの雰囲気からすると、多分それなりに楽しめるんじゃないかな、というかなり薄い前提知識で突撃。

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会場はお台場の未来科学館。近辺には何回か来たことあるけど、この施設は初。結構バキバキのお洒落服を着てる人が多くて、何も考えずにジーンズにパーカーでやってきた僕にはのっけから若干アウェイな展開。リストバンドもこんなにキラキラ。

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エントランスも、一般のリストバンド交換所を押しのけて「関係者入り口」が一番目立つところにあったりして、庶民がぼんやりと抱く「広告業界」なイメージの人たちがいっぱいいる感じ。メガネかけてる奴はことごとくウェリントンかボストンの黒縁で、ジャパニーズ全体からすると個性的な人でも、そこだけまとめて集まると没個性になるなー、みたいなどうでもいいことを考えていた。

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とりあえず、まるで勝手が分からないので、基本的にメインと思しき会場の演し物を眺めていた。追加で予約したりチケット取ったりしないと入れないやつとかもあったみたいだけど、事前に把握してなかったので全スルー。

最初の2組は、コマーシャル成分が薄目のアート寄りな感じ。こういうものを語るボキャブラリーを持ってないので、正直まともな感想が書けないんだけど、とりあえず音楽というよりはスピーカーのテストでもしてるかのような強烈な音の塊が鳴っていて、専用施設でもないはずなのにサウンドシステムすげーな、というのが一番の印象だった。あと、2つ目のやつはこないだ2001年宇宙の旅で見たスターゲートの現代版みたいだなー、とか思いながら見ていた。

3組目はライゾマさん。音はさっきまでと比べるとだいぶ親しみやすくなる。なんか死ぬほどレンダリングがしんどそうなCG映像の連発。普通に気持ちいい。4組目は、となりのスペースで夜の地球儀(ジオ・コスモスというらしい)を見上げながら、再びスピーカーシステムのテストみたいな時間。って、文字で書くと苦行みたいだけど...。

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で、最後がX-102。今までの反動のような四つ打ちタイム。ときどきスクリーンに機材を操る手元のアップが映されるんだけど、それが往年!って感じのリズムマシンで感動してしまった。最後までめっちゃ盛り上がってた。

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というわけで、それなりに楽しかった。ただ、基本的には平面の映像 + 音で、度肝を抜かれるほどのエクスペリエンスというわけでもなかったかなー。VRとかドームシアターとかも、ちゃんと事前に調べとけばよかったかも。

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