プロジェクト・ヘイル・メアリー

正月休みに削った積ん読の地層の1個。あの「The Martian」の作者、アンディ・ウィアーの最新作。割と出たばっかりの本なので、積まれていた期間はごく短かった。

「The Martian」的なノリはそのままに、お話のスケール感だけがぐーんと壮大になったような感じ。めちゃめちゃ面白くて、正月休みの最後で翌日から仕事なのにちょっと夜更かしして一気に読んじゃった。ちなみに、この本は原題もそのまま「Project Hail Mary」。内容にあったいいタイトルだし、うまく日本語にするのも難しそうだからこれでよかったと思うけど、これがありなら「火星の人」も「ザ・マーシアン」でよかったんじゃないかな、というのがまた頭をよぎってしまった。