Aburaage

「油揚げ」が、なんでこの名前で定着したのか不思議だという話。名前の中に何を揚げたものなのかの情報が一切入ってないし、揚げ物なんて他にもいっぱいある中で、特に揚げ物代表のような感じでもない、というか普段目にする油揚げってお稲荷さんだったりおひたしに混ざってたりでそもそも揚げ物として意識することすらないような、そんな「豆腐を揚げたやつ」が、こんな適用範囲のでかい名前を堂々と名乗れてるのはなんでなんだろうな、と。昔は他に揚げ物料理なんてなかったかとかそういうことなんだろうか。

油揚げ - Wikipedia

だいたい、揚げる = 油で揚げるってことなんだから、「油揚げ」って言ってみれば「湯茹で」みたいな漠然とした言葉のはずなんだけどなー。

というような話を、アルコールの入った時に油揚げの入った料理を見ると時々するんだけど、「確かにそうだよね」的な賛同リアクションをもらえた覚えがない。別に僕も普段はそんなこといちいち気にしてないけど、「言われてみれば確かに」みたいな反応は時々あってもよさそうなもんだと思うんだけどなー。