最近、いかに自分に「世を渡る基本スキル」みたいなものが不足してるかを痛感する機会が立て続けにあってちょっとへこみ気味。

1.社会システムを使いこなせない
残高照会・引出し・通帳記帳以外のATMや銀行窓口サービスの使いこなし方とか、消耗品や梱包物以外のゴミの捨て方とか、イベントのチケット予約とか。万人向けに提供されてるサービスだから、そんなに難しいモノではないはずなんだけど、ホントに基本的な使い方しか出来ない。別にデジタルガジェットみたいに「使いこなす面白さ」があるとも思わないけど、使いこなしてる人に比べると自分が損をしているような感じがしてちょっと悔しいんだよね。

2.オトナの常識みたいなもの
パック寿司には入ってないような寿司のネタの名前、定番以外のカクテルの名前、焼酎や日本酒の固有名詞、車の名前などなど。興味がないから仕方ないとはいえ、こういうのが自分だけちんぷんかんぷんとう状況に直面するととても惨めな気分になる。

3.コミュニケーション能力
滅多に乗らないからかもしれないけど、タクシーの運ちゃんにうまく道を案内出来ない。自分が降りたい箇所ピンポイントでしか周囲の景色が分からないんだよねー。で、大体説明が面倒になって、目的地自体からはちょっと離れててもランドマークになるところで降ろしてもらって後は歩くとか。服屋さんの「どういうのをお探しですか?」っていう質問も苦手だなー。あやふやなイメージだけはあるけど、相手に合わせたボキャブラリが全然無い状況で何かを説明するのが苦痛。まあ、誰にとってもそんなの苦痛かもしれないけど、何となくそういう状況になる頻度が高いような気がする。

読み返して見ると、単に人生を趣味に費やし過ぎて社会適応力に欠けるというクソヲタの典型的特性そのままっていう気もするな。まあ、実際そのとおりなので仕方ないんだけど。