Dead of Winter

「真夏に "Winter" て」的なニュアンスで感想文を書き始めようと思ったんだけど、当日(8/18)は結構涼しかったので、あんまりそういう感じもなく。ちなみに僕は過去に1回やらせてもらったことがあって、今回が2回目。

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当日は4人でショート1本とミドル1本の2本をプレイ。1本目は Betrayer は入っていなくて全員勝利。Main Objective は割と早い段階で「これはいけるかな」っていう目処がついて、後半は個別の Secret Objective をみんなでサポートしあって仲良くゴールという、世界観に若干そぐわないやさしい世界。

で、2本目。見事 Betrayer。目指すは Morale 0 + Weaopn Equip 4。とはいえ、怪しまれたら追放されちゃうので基本的に序盤は潜伏一択で、何食わぬ顔で Main Objective 達成に向けて精を出し、みんなで協力して「ああなんとかなりそうだ」という空気になったところで一点牙をむいて襲いかかる。みんなが集めたなけなしの食料を食い散らかし、無駄に Survivor を増やして食い扶持を圧迫し、外からキャラを Colony に突っ込ませたら見事 Exposure Dice で即死したり(パニック連鎖は残念ながら不発だったけど)とやりたい放題。いやー、めちゃめちゃ楽しかった。。。他のプレイヤーからの「お前何してくれてんねん」みたいな視線が痛かったけど、でも、別に悪意があってやってるわけじゃないですから。。。

ただ、これだけ散々やったんだけど、結局4枚目の Weapon が引けず、Colony で仕掛けた PvP も空振りに終わり、次のターンで速攻 Exileされて、シナリオルールで Remove from the Game。そして、そのラウンドの終わりで Morale だけ 0 になってゲームセット。諸行無常。引きがよければ勝てる可能性はあったので、ちょっと残念。

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というわけで、実際 Betrayer をやってみて、やっとこのゲームの真髄にちょっと触れられた気がする。上に書いた通り、「みんなで協力して絶望的な状況を切り抜けて、希望が見えた瞬間にお互い疑心暗鬼になる」っていう感覚が再現されてるのが素晴らしい。Betrayer が絶対いるわけでもない(そして、本当は Betrayer じゃないプレイヤーを2名追放したら負け)っていのも絶妙。あとは「Exiled」のプレイヤーがいる状態が未体験だなー。どうなるんだろう。

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