やっと Kindle 版が出たので読んだよ。
筺底のエルピス 6 -四百億の昼と夜- (ガガガ文庫 お 5-6)
- 作者: オキシタケヒコ,toi8
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/01/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
いやー、めっちゃ面白かった。以下、Spoiler ありの感想。
- 前半は割とゆるい感じだったけど、途中からもう「僕はいったい何を読んでたんだっけ?」というくらいの超密度だった
- Outer Loop は、PC版の Civilization みたいだなー、と思った。上位存在の動機も、ゲームとかビットコインのマイニングとかそういう感じなのかな。
- 120 も base 3 の表現だとなんか意味あるのか?と思ったけど、10進数15だと特に思い当たるものもなかったような。
- 前巻まで、こんだけ世界史に言及してて中華の描写がほとんどないのはどういうことだと思ってたけど、お釣りがくるくらい補完されててよかった。課題図書リストに封神演義を追加しないと。昔、文庫版で読んだことがあるはずだけど、例によって細かいことはあんまり覚えてない。なんか、すごくフランクな文体だったことは覚えてる。→ ちょっと調べてみたけど、多分僕が読んだのは講談社文庫のやつで、翻訳というよりは「リライト小説」らしい。