Europa Universalis: The Price of Power

プレイしてから2ヶ月近く経ってるんですが。

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コンポーネントは全部英語、ルールは参加メンバーで事前に手分けして訳してはみたものの、少なくとも僕は自分が担当したパートすら怪しいという状態で、挑むは Deluxe Edition のグランドキャンペーン6人プレイ。泊まりがけの2日間、最後は若干無理やり駆け込みでプレイして、なんとか Age 1 を終わらせて終了。Age 4 までやって完走なので、まあなかなかイカれたボリュームのゲームだし、初手でグランドキャンペーンを選択するのも大概というかなんというか。まあ、単に僕らのプレイがトロいっていうのもあるんだけど...。

元のPC版EU4は僕も含めて全員未プレイ(のはず)。どういうゲームかっていうのは、実況プレイをいくつか見てぼんやり知ってる程度。昔好きで見てたシリーズ(投稿者)はこの辺とか。懐かしいなー。

あと、パラド版EUの初代は、そのさらに昔からあったボードゲームが元だというのを、今回初めて知った。

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担当 Realm は Castilla。ただ、今回は「この2日間で勝ち負けを意識するステージまで到達するのは無理」というのが前提として自分の頭にあって、一方で僕含めた参加メンバーは普段は割とリスク回避的なプレイをする傾向があって、いつも通りにやると「様子を伺っている」で何も起こらないまま2日間過ごすみたいになりそうで、それはちょっと嫌だな、ということで、以下のようなスタンス(?)で僕は挑むことにした。

  • とにかく次回以降に向けてプレイ経験値を稼ぐことをプライマリの目標にする
  • あまりリスク回避的な選択はしないように、なるべく色んなものを踏もうとうする
  • とはいえ、ゲームを壊すような非合理な選択はしない

というわけで、とりあえずグラナダを落としてレコンキスタを達成したら、アラゴン・アフリカ・イタリア方面は一旦忘れて、3 / 4 / 2 のスーパー統治者 Isabel I と +3 アドバイザ Niccolo(多分マキャベリ)の叩き出す毎ターン +7 の外交力を頼みに、Explorationダイス握りしめて Distant のカリブ海にまっしぐら。細かいルール間違いはありつつも、探検・植民ルートの実績解除に勤しんで、それはそれで楽しかった。ただ、Age 1 のラスト、最後に一発デカめのチャンレンジでも通してみるかと Aztec Mexico 上陸を企んでみたものの、Distant で2倍、Large Province で2倍の計4の防衛戦力が湧いてくるというルールを見てさすがに断念。諸々ちゃんと理解できていれば相応の戦力を持ってこれたはずなので、ちょっと残念だった。

やってる途中でも思ったけど、Distant を目指すのはもう少し欧州側で力を貯めた後にするべきだったなー。Trade回せば食っていけるかと思ったけど、安定しなさすぎて辛かった。Mission Card 的にも、レコンキスタの後は多分「アフリカ or アラゴン」の択になってて、その後が「Distant or Italy」なのかな、という印象。あと、アラゴン統一が思ったよりも大変だった。っていうか、アラゴンの国土があんなに広いと思わなかった。バルセロナ周辺くらいかと思ってたけど、バレアレス諸島はともかく、サルディーニャとかシチリアまで束ねないと Vassalize できないとか書いてあって、普通にびっくりした。セットアップ時にナポリにInfluenceトークン置いてるときは「なんだろうコレ」みたいな感じだったけど、このキューブ1個はそれこそ「消されたら詰む」くらいのレベルで Castilla の生命線だった。あとで調べてみたけど、あれは多分ナポリ王アルフォンソ5世が生み出す影響力なんだろうなー。そして、大航海時代の大陸側の事情って自分はあまり知らないんだなーというのを再認識したり。

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上にも書いた通り、今回は Age4まであるうちの Age 1 までで終わってるので、完走した感想が書けるのはだいぶ先になりそうなんだけど、ここまで遊んだだけでも相当に面白かった。次やるときは多分別の Realm をやるんだけど、東側の国になるとまたガラッとプレイ感が変わりそう。Age 2以降に誰が出てくるかも予習しないとなー。この辺の時代の最推しキャラ?はオランダのマウリッツ・フォン・ナッサウなんだけど、登場するんだろうか。

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なお、この記事は書きかけのまま下書きに6週間くらい居座り続けていた。冒頭の「プレイしてからXXX経ってるんですが」の「XXX」を4回くらい書き換えた気がする。