Advanced Civilization(約2年ぶり5回目)

例によって7人で泊まりがけ。今回担当するのは、本ゲーム最強国家の一角と名高い Assylia。これまで Airica → Crete → Egypt → Iberia とプレイしてきて、序盤はとにかく人口確保のための土地のやりくりに四苦八苦するもんだと思ってたんだけど、なんかもうそんなこと全然気にしない悠々自適ライフ。ほとんど頭使わなくても都市は建つしサポートも足りてて、なんかルール間違ってんじゃないか?と不安になるレベルだった。

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一応、Assylia のハードルは、第10ターンのASTをすすめる条件「5種類9枚の Civilization Card と 都市4つ」で、これは確かにかなりキツかったんだけど、いろいろうまく回って何とか突破。こうなると、どうしてもいつもの「トップ目認定のパブリックエネミー扱い」が始まって、副次効果の問答無用アサインとか嫌がらせの派兵を受けたりでぼちぼち叩かれたんだけど、とはいえゲーム的に他人を殴って勝つようなつくりにはなってないし、Calamity で致命傷(というか Civil War)を引かずに済んだこともあって、いつものようなフルボッコ状態にはならずに済んで、僕の Assylia と Egypt、Africa の3国でトップ集団みたいな感じで終盤へ。

で、最終ターンはこの3国が Census 34(行動順で 4: Africa → 5: Assylia → 6: Egypt)で並ぶという中々にアツい展開。僕は行動順2番の隣国 Babylon がトップ目叩きを名目に攻め込んできたのに逆侵攻をかけて都市とカードを奪ったり(確か 9の Ivory を奪った)、先に行動を終えた Africa に派兵して1都市潰してカードを奪ったり(こっちは 1 の Hides だった...)、Africa と Egypt はお互いの都市に兵隊を送り合ったり、Egypt は Monotheism でウチ(Assylia)の都市を1個ひっくり返しにきたりと、最終ターンにふさわしい(?)殴り合いが展開。とはいえやっぱり戦争に勝ってもゲームに勝てるわけではなく、Conflict 解決後に殴り合ったもの同士が何食わぬ顔で始める Trade が大事ということで、最後の Trade をなんとか Calamity なしでまとめて終了。最後のカード購入は Theology。最終結果は 4243 pts で、2位の Egypt を44 pts 上回って見事1位!Egypt プレイヤーは、過去の Civilizatiion の完走プレイを3連覇中だったので、ギリギリで4連覇を阻止という結果でした。

まあ、僕のプレイというよりは、単に Assylia 自体がすげえ強いっていうのと、先に書いた通り Calamity で致命傷がこなかったっていう幸運が主な勝因のような気はする。あと、一応 Trade に関しては、おそらくまともに Trade が回り始めてから最後のターンまで、「今回の買い物用の1セット(平均 100pts 強くらいだと思う)と、次の種銭の1セット」を毎回作り続けることができて、確か毎ターン Civilzation Card を買えていたので、結構うまくいってたとは思う。あと、追いかけるために Mining を入手して鉱物を欲しがってた人が何人かいたので、僕は非金属に集中できたのも結果的に上手く回った原因だったかも。

Card の買い方は、前回の反省で「次に欲しい Civilzation を決めて、それを買えるだけのポイントが取れるように交易しなければ」みたいなことを書いてたけど、今回もそういうのは全くできず、逆に「状況的に欲しいかどうかは度外視、メインの交易品セットと取得済みのクーポンで最も効率良く買えるものを買う」というやり方になった。中盤以降は再建後の都市数が6とか7みたいなあっぷあっぷ状態が続いていたのに、Agriculture は終わる2ターン前、Architecture は保持しないままで、逆に「うまいこと買えるから」という理由だけで Mathmatics を買ったりしていた。別に「そうした方が有利」みたいな確信があったわけでは全くなく、どっちかというと「こんな(Calamityを引き込んだりして)苦しい思いをして手に入れた交易品なのに、余剰を出すなんて嫌すぎる」みたいな守銭奴精神に脳を毒されて非論理的なことをやってしまってるなー、っていう感覚でプレイしてた。けど、結果的にゲームに勝てたんだから、これでよかったってことなのか?いまいち釈然としない...。

というわけで、勝てたからっていうのもあるけど、とにかく最後までヒリつく状況でプレイが続けられたという点で、今までで一番楽しかった。ようやくこのゲームの真の面白さに少し触れられたような、そんな感覚。これ、30年前のゲームなんだよなー。今でも普通に遊べるっていうか、むしろめちゃめちゃ面白いって思うくらいだもんなー。まあ、見た目というかコンポーネントは、昔書いたように全部オーナーたちが自作したものに置き換わってるんだけど。毎度ありがとうございます。

過去のプレイ記録はこちら。

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