む、週末しか書いてませんね。本業多忙につきという事で。
中身も、毎度おなじみのお買い物記録だけ。「鉄のラインバレル」の3巻と、「皇国の守護者」の3巻。なぜか両方とも帯に安彦良和の推薦文が。
「鉄〜」は、メカロボ的にはかなりお気に入りなんだけど、どーも主人公の性格がただのイヤな奴にしかなってなくて、派手な大立ち回りが一杯の割には爽快感に乏しいなー、というのが今までの感想。ま、読むのが苦痛というほどではないので問題なし。メカロボ万歳。
「皇国」は、相変わらず素晴らしすぎ。流石にメカロボは出てこないし、原作自体の良さってのもあるんだけど、んー、ホントによい。ページあたりの情報量の詰め込み方というか、小説だと状況説明や心境の独白みたいな部分のマンガへの落とし込み方がすごくハマってる感じがする。既刊原作でお気に入りシーケンスの、六芒郭攻防戦とか幼年学校同期でご飯食べるシーンとかが描かれるのが楽しみだなー。
マンガの話ばっかりなので、たまにはマジメな本。「ITエンジニアのための業界知識がわかる本」。まだ全部読み終えてないけど、かなりいい。同業者(システム屋さんですね)にはマジメにお勧めです。いわゆるSEと言われるような人だと、多分「IT技術と業務知識の両方が無いとダメですよ」みたいなことをよく言われると思うんですよ。で、IT技術は本やWebである程度調べられるんだけど、業務知識ってのは基本的にその現場で周りで飛び交ってる用語に慣れるしかないというか、要はほとんど体系だてられてないんですね。もちろん、その業界自体で働いてる人たち用の書籍ってのはそれはそれでいろいろあって、そっちから入るってのもあるんだけど、正直SEとして関わる分にはノイズが多すぎて効率が悪い。これはそういう部分を見事に埋めてくれてまして、少なくとも僕はこういう知識を体系立ててまとめたものを他に見たことないので、かなり気に入りました。ただ、粒度としてはコレでいいと思うけど、網羅性はちょっと不満かも(通信、電機/車とかの製造業、交通関係とかがすぱっと抜けてたので)。