THE FIRST SLAM DUNK

時間が取れたので見てきた。

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原作、単行本は昔実家に全巻あったはずで、少なくとも10回は通読してる。今回のお題にして原作のクライマックスにあたる vs 山王戦なんて、展開を知ってるどころか、コマもセリフもあらかた脳内再現できるくらいには焼き付いてる。その脳内のモノクロの静止画とテキストの断片が、次から次へと巨大なスクリーンに声と色と動きがついて描画される。アニメ化なんだからそりゃそうなるだろうと思うかもしれなけど、そうじゃなくて、なんというか、月並みな言い方だけど、マジで「脳内のイメージそのまま」というか「井上雄彦の絵がそのまま動いてる!」という感じだった。それが一番の印象かなー。

ちなみに、TV版のアニメはほとんど見てない。見たことないってほどじゃないけど、でもドラゴンボールと同じような週刊引き伸ばし芸コンテストをやってたような印象しかない。そもそも、アニメもドラマも子供の頃からあんまり見なかったんだよなー。お笑いとバラエティーばっかり見てた。

それはともかく、映画は個人的には大満足だった。ただ、劇中ではこの試合に至る経緯とか説明みたいなのが全然ないので、元の話を全く知らないとちょっとキツいかも。でも、隣の席に座ってた見知らぬ2人組は、上映後に「原作見たことなかったけど面白かった」みたいな会話してたので、意外といけるもんなのかな...。

あと、導入部が終わったところで The Birthday の曲をバックにオープニングが始まるんだけど、これがもう震えるほどカッコよかった。

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映画だと、この曲をバックに、湘北メンバー5人が1人ずつ鉛筆の線で描画されて手前に向かって歩いてきて...、あー、とりあえずこのOPもう1回見たいなー。DVD出たら買うかも。

そういえば、エンディングのスタッフロールは、原画・動画よりもCG関連の表記の方が多かった気がする。試合のシーンは基本モーキャプ + CGみたいだしなー。「リギングXX」みたいな役職の人が何人もクレジットされてて、なんだろうと思ったら「Rigging」というCG工程があるらしい。

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あー、IKとかFKとか、昔MMD触ったときに聞いたことあるなー。てことは、普通にキャプチャした通りに動いてるわけじゃなくて、追加でモーション手でつけてるってことなのかな。確かに、ルーズボール追いかけてダイブするとことか、アクターでもそのままやるのはちょっと無理そうなアクション結構あるもんなー。